新刊

兄は沖縄で死んだ

童話作家・心の軌跡

兄はどこで、どのように戦死させられたのか――。北海道で生まれ沖縄で死んだ兄の影を追う。童話作家・加藤多一が沖縄戦と向き合う。

著者 加藤 多一
ジャンル 沖縄関連書 > 沖縄戦
出版年月日 2015/12/18
ISBN 9784874985854
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,600円+税
在庫 在庫あり

兄はどこで、どのように戦死させられたのか。
どうしてそんなことになったのか――。

 

 

軍人として北海道から満州をへて沖縄で戦死した兄。


その足跡をたどる弟。

沖縄戦を見つめ、いまのオキナワの現実を知り、

ひいては戦争と平和、日本の国のかたちを考える


一つの〈窓〉になればと、強い思いで綴った異色のエッセイ。

 

 

 2015年12月30日(水) 琉球新報社インタビュー記事

 

 

2015年12月31日(木)沖縄タイムスに著者インタビューが載りました

 まえがき
Ⅰ 沖縄で戦死した兄
  *コウちゃんと呼ばれていた
  *輝一とその父母
  *子どものころの輝一
  *きょうだいがみた輝一
  *一九四二年一月十日、入営
  *三月三十日、面会日
  *沖縄へ
  *沖縄戦
  *降伏を許さず
  *戦陣訓

Ⅱ 故郷があるということ―兄の足取り
  *寒い朝
  *兄を知る人による証言
  *満州での軍隊生活
  *馬と輜重兵
  *満州の日々を知る人たち
  *故郷という重荷

Ⅲ 初めての沖縄行き
  *慰霊とは何か
  *寝台車で考えたこと
  *暗い海で

Ⅳ オキナワの痛点―一九九三年二月
  *ここがオキナワ
  *沖縄戦の現場へ
  *金城茂さんの原体験
  *馬部隊本部跡
  *米屋隊宿舎跡
  *南北之塔
  *萬華之塔
  *馬魂碑
  *茂さんの人生
  *平和祈念公園で立ちどまる
  *慰霊とは何だろう
  *平和祈念資料館と住民虐殺
  *再訪、米屋隊跡
  *知花昌一さんとチビチリガマ
  *集団自殺はなぜ起きたのか

Ⅴ 戦後七十年、沖縄を思う
  *五度目の沖縄
  *知花昌一・金城実のお二人
  *黙っておられない人々
  *古謝美佐子さん
  *日本国憲法九条
  *再び萬華之塔
  *再び南北之塔
  *北霊碑にはなじめない
  *佐喜眞美術館
  *沖縄戦の図
  *美術館が〝内臓〟する物語
  *百メートルの彫刻群の列
  *彫刻家・金城実の仕事
  *今帰仁村
  *〝新基地建設〟反対の現場
  *青服・白服
  *ネコ年生まれ
  *個人が作った文化館
  *ナキジンの桜まつり
  *高江でわかったこと
  *沖縄の児童文学の仲間と
  *帰宅―北海道で

Ⅵ 小説家・目取眞俊の仕事
  ■『水滴』(一九九七年文藝春秋社刊)
  ■短編集『平和通と名付けられた街を歩いて』(二〇〇三年影書房刊)
  ■『魂込め(まぶいぐみ)』(一九九九年朝日新聞社刊)
  ■『群蝶の木』(二〇〇一年朝日新聞社刊 短編四編)
  ■『風音』(二〇〇四年リトルモア刊)
  ■『虹の鳥』(二〇〇六年影書房刊)
  ■『沖縄〝戦後〟ゼロ年』(二〇〇五年NHK出版刊・生活人新書)
  ■『沖縄/草の声・根の意志』(二〇〇一年世織書房刊)
 
Ⅶ 事実が迫ってくる―二〇一五年四月
  *南風原
  *軍司令部終焉の地
  *沖縄戦終結日はいつ?
  *韓国人慰霊塔
  *県立平和祈念資料館
  *魂魄の塔の存在
  *叙勲とは何だろう
  *隣り同士、北霊碑と魂魄の塔
  *再度、叙勲・位階とは
  *みたび南北之塔
  *沖縄国際平和研究所
  *辺野古の現場へ
  *読谷村
  *伊江島・ヌチドゥタカラの家
  *泡瀬干潟
  *二人のヒロアキさんの写真展
  *対馬丸記念館
  *不屈館
  *那覇空港で遭遇した「現実」

Ⅷ 沖縄慰霊の日―二〇一五年六月二十三日
  *慰霊とはなんだろう
  *混雑する魂魄の塔
  *弔いのシステム
 
 あとがき
  *天皇制のこと
  *国家とは







(編集者より)

児童書を40冊以上も出しているベテラン作家から、
「この原稿はぜひともお宅で出して欲しい」との申し入れをいただき、正直、迷いました。
軍人として北海道から満州をへて沖縄で戦死した兄。その足跡をたどる弟。
犠牲と慰霊の問いを自問しながら、沖縄の、日本の過去・現在・未来を論述します。
「兄は犬死だったと、はっきり言えます。

靖国神社で神として祀られているなどという創作物語(フィクション)を全く信じていません」と
結語で言い切る信念に、沖縄関連書として仕上げることで応えたいと思います。

SHOPPING ご注文

1,600円+税

カートに入れる

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 高文研ツイッター

  • 日本ミツバチ巣箱

  • 山田泉公式ブログ/どげしよっかえ? 豊後の山ちゃんワイワイ日記

  • 紀伊國屋書店BookWebPro

  • 平和の棚の会

  • アジアの本の会

  • おきなわ百話

お知らせ

もっと見る

イベント

『沖縄 抗う高江の森』写真パネル展開催! @くまざわ書店アリオ札幌店 - 2017.03.16

イベント

山城博明写真展のお知らせ 東松山市 - 2017.03.07

イベント

山城博明写真展のお知らせ  於 不屈館(那覇市) - 2017.02.26

NEWS

《久志式》ニホンミツバチ待ち受け箱(巣箱)販売しています! - 2017.02.23

重版

【増刷】キューバ 第2刷! - 2017.02.23

重版

【増刷】沖縄 抗う高江の森 第2刷! - 2017.02.17

イベント

アジアの本の会フェア 啓文堂書店府中店 - 2017.02.17

イベント

アジアの本の会フェア 丸善丸の内本店3F - 2017.02.10

重版

【増刷】野球部員、演劇の舞台に立つ! 第2刷! - 2017.02.09

重版

【増刷】沖縄VS安倍政権 第2刷! - 2017.02.01

イベント

「沖縄 抗う高江の森」発売記念トークイベント 満員御礼 - 2017.01.31

NEWS

【書評】『沖縄VS安倍政権』 沖縄タイムス 読書面 で紹介されました! - 2017.01.24

NEWS

【書評】『沖縄VS安倍政権』琉球新報社 読書面 で紹介されました! - 2017.01.23

NEWS

【書評】『沖縄VS安倍政権』東京中日新聞 読書面 で紹介されました! - 2017.01.23

重版

【増刷】新・沖縄修学旅行 第5刷! - 2016.12.13

重版

【増刷】観光コースでないソウル 第2刷! - 2016.12.07

重版

【増刷】修学旅行のための沖縄案内 第8刷! - 2016.11.21

重版

【増刷】 児童養護施設の子どもたち 第3刷! - 2016.10.14

重版

【増刷】 子どもをハッとさせる教師の言葉 第2刷! - 2016.09.16

NEWS

梅田正己のコラム【パンセ5】 「天皇メッセージ」をどう読むか - 2016.08.15

重版

【増刷】観光コースでない沖縄 第4版 6刷! - 2016.07.14

重版

【増刷】沖縄の自己決定権 3刷! - 2016.05.31

PR

【書評】毎日新聞 『法廷で裁かれる沖縄戦 訴状編』 - 2016.05.16

PR

『沖縄は「不正義」を問う』が中日新聞・東京新聞で紹介されました - 2016.04.25

NEWS

梅田正己のコラム【パンセ4】 熊本地震の現実の「恐怖」と北朝鮮の幻の「脅威」 - 2016.04.19

重版

【増刷】 第2版 未来をひらく歴史 9刷! - 2016.04.12

正誤

新版 観光コースでない東京 正誤 - 2016.04.05

重版

【増刷】生活指導とは何か 第2刷! - 2016.04.01

重版

【増刷】いじめ・レイシズムを乗り越える「道徳」教育 第3刷! - 2016.04.01

正誤

観光コースでないハワイ 地図正誤 - 2016.03.09

NEWS

ニホンミツバチ巣箱の説明書 出来ました - 2016.03.08

重版

沖縄は『不正義」を問う 第2刷! - 2016.03.04

NEWS

『沖縄は「不正義」を問う』が千葉日報で紹介されました。 - 2016.02.26

NEWS

『沖縄は「不正義」を問う』が東京新聞で紹介されました - 2016.02.26

重版

歴史家 山辺健太郎と現代 第2刷 - 2016.02.12

NEWS

梅田正己のコラム【パンセ3】 北朝鮮ミサイル発射問題をめぐる常識的な疑問 - 2016.02.09

NEWS

『石になった少女』大城将保著 第36回沖縄タイムス出版文化賞受賞! - 2016.01.06

正誤

『日露戦争と大韓帝国』正誤表 - 2015.09.24

PR

安全保障関連法案の強行採決に強く抗議します! - 2015.09.20

NEWS

梅田正己のコラム【パンセ2】  読売は民主主義に敵対するのか - 2015.09.01

NEWS

梅田正己のコラム【パンセ1】 「70年談話」歴史観の根本的欠陥 - 2015.08.31

NEWS

沖縄百話 (50)【検証「沖縄人スパイ説」】=7回連載の第6回 - 2015.05.27