キーワード
タイトル
著者名
ジャンル
シリーズ
ISBN
表示件数
並び順

キーワード

タイトル

著者名

ジャンル

シリーズ

ISBN

表示件数

並び順

決定版写真記録沖縄戦

国内唯一の〝戦場〟から〝基地の島〟へ

この本に関するお問い合わせ・感想

著者	大田　昌秀編著
ジャンル	沖縄関連書 > 沖縄沖縄関連書 > 沖縄戦
出版年月日	2014/04/16
ISBN	9784874985434
判型・ページ数	A5・176ページ
定価	本体1,700円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

クレジットカード決済、コンビニ決済などはこちらから

鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄戦に参加した大田昌秀元沖縄県知事は、九死に一生を得て生き延びたら、この戦争の実態、民衆がいかに駆り出されたのかを明らかにしたいと誓いました。そのため米国立公文書館に通い、米軍報道班の撮影した沖縄戦の写真や資料を収集してきました。
戦後69年、決して忘れてはいけない沖縄戦の惨劇を、当時の貴重な写真・図版とともに次世代につなぐ！

速報！　2017年ノーベル平和賞に大田昌秀氏がノミネートされました！！！

【編集者より】

鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄戦に参加した大田昌秀元沖縄県知事は、九死に一生を得て生き延びたら、この戦争の実態、いかに駆り出されたのかを明らかにしたいと誓いました。
そのため米国立公文書館に通い、米軍報道班の撮影した沖縄戦の写真や資料を収集してきました。
来年は沖縄戦終結70年というのに、いまだに遺骨の未収骨、不発弾問題、高齢者の沖縄戦トラウマなど、体験者にとって今も沖縄戦は続いています。
大田先生は「二度と沖縄を戦場にしないために、生きている限り、繰り返し自らの経験について書き続け、語り続けねばなりません。
本書もその一環です」と書いています。体験者の叫びを重く受け止めたいと思います。

（山本邦彦）

＊まえがき
おきなわの惨劇を忘れないために

アジア太平洋戦争　沖縄戦に至るまで
　
要塞化する沖縄と戦争前夜
　　コラム：日本軍の編制

米軍、慶良間諸島に上陸
　　コラム：防衛隊

米軍、沖縄本島に上陸　

本島中部戦線での日米両軍の死闘
　　コラム：米軍が配備した「軍政要員」

海での戦い日本軍の特攻作戦　

首里司令部の崩壊
――海軍部隊の全滅

沖縄本島北部と伊江島の戦い
　
戦闘の一方で米軍は基地の建設を急いだ

本島南部・最後の戦場

戦場に出た学徒隊

宮古・八重山の沖縄戦

捕虜と収容所

沖縄戦終結

久米島事件

米軍の宣伝ビラ
　
《資　料》
　　・沖縄の慰安所マップ
　　・「平和の礎」刻銘者数

大田昌秀（おおたまさひで）
1925年、沖縄県久米島に生まれる。1945年、沖縄師範学校在学中に鉄血勤皇師範隊の一員として沖縄戦に参加、九死に一生を得て生還。戦後、早稲田大学を卒業後、米国シラキュース大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。終了後、琉球大学社会学部で教授として研究・指導を続ける。1990年、沖縄県知事に就任、２期８年務め、平和・自立・共生をモットーに県政を行う。「平和の礎」や「新沖縄県立平和祈念資料館」「沖縄県公文書館」などをつくった。2001 年、参議院議員（１期６年）。
知事退任後、大田平和総合研究所をつくり平和研究を続ける。現在は同研究所をもとに設立した特定非営利活動法人・沖縄国際平和研究所理事長。
戦後、一貫して沖縄戦と平和をテーマに研究を重ね、著書は80冊余に上る。主なものに、『沖縄の民衆意識』『近代沖縄の政治構造』『沖縄のこころ』『写真記録　これが沖縄戦だ』『総史　沖縄戦』『検証　昭和の沖縄』『沖縄の決断』『死者たちはいまだ眠れず』『こんな沖縄に誰がした』など。