【増刷】責任について 第2刷!




Ⅰ 戦後民主主義という「メッキ」

応答責任から逃避した日本の二〇年
加藤典洋氏との論争(一九九五年)
ナショナリズムと日本リベラル派
国旗国歌法(一九九九年)
女性国際戦犯法廷/NHK番組改ざん事件(二〇〇〇~〇一年)
教育基本法改正(二〇〇六年)
靖国問題──感情の錬金術





Ⅱ 日本の「地金」
昭和天皇の死(一九八九年)
「言葉のあや」発言(一九七五年)
「言論弾圧」と「空虚な主体」
小泉訪朝/日朝平壌宣言/日本人拉致問題(二〇〇二年)
『前夜』創刊(二〇〇四年)
朴裕河『和解のために』批判
「共感的不安定」のレトリック
ジャック・デリダの「赦し」について
リベラル派の頽落
「権力的沈黙」ということ
『帝国の慰安婦』と日本リベラル派知識人
モラルの問題
ポストコロニアル研究を問う





Ⅲ「犠牲のシステム」と植民地主義
この国の「犠牲のシステム」とは
「フクシマ」と「福島」
人がもつ「善性」とは何か
なぜ米軍基地引き取り論を語るのか
「悪魔の島」は本土である
基地引き取り論は「過剰な倫理主義」か
核を否定できない二重基準の国



Ⅳ「普遍主義」の暴力

日本的普遍主義とは何か
中心部日本国民の「軛」
象徴天皇制という地金
虚構の平和主義

「日毒」の消去という課題──高橋哲哉
日本型全体主義の完成──徐 京植

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 高文研ツイッター

  • 日本ミツバチ巣箱

  • 紀伊國屋書店BookWebPro

  • 梅田正己のコラム【パンセ】《「建国の日」を考える》

  • アジアの本の会

  • 平和の棚の会

  • おきなわ百話

  • 津田邦宏のアジア新風土記