株式会社 高文研

『無責任の体系と沖縄戦』回収・絶版のお知らせとお詫び(10月10日追記)

『無責任の体系と沖縄戦』回収・絶版のお知らせとお詫び




2026年10月10日 追記


この度の『無責任の体系と沖縄戦』回収・絶版に関しまして、
著者である島袋純氏からの経緯のご報告とお詫びの文章を追記いたします。




拙著『無責任の体系と沖縄戦』に関するお詫び

この度の拙著の回収・絶版に関して、著書個人としてのお詫びとご説明をさせていただくことが必要だと思い、ここに掲載させていただきます。

拙著『無責任の体系と沖縄戦―戦争犯罪・語り・平和教育―』(高文研、2026年9月11日刊行)は、9月18日に回収・絶版することを決定し、9月24日にその旨を告知いたしました。

その理由ですが、本書「第3章末尾資料『沖縄の政治』授業配布資料」の147-149頁にある「5.沖縄戦におけるスパイ容疑住民虐殺に関する国際裁判の判例」に挙げられた①②③の判例が実在しないものであることが分かったためです。この点をご指摘いただいた方には心より感謝申し上げます。

これは、スタンフォード大学図書館バーチャル判例集国際犯罪裁判記録というデータベースのURLを、私が生成AIの中に入れ込んで、このデータベースから沖縄における日本軍による住民殺害の事例を出すように指示して、出てきた英文判例を、データベースからを引き出してきたものだと思い込み、採用してしまったため生じたものです。

当初は授業資料の作成にあたって用いましたが、それをその後、確認・精査することなく著作にまで用いてしまいました。史料に対する真摯な態度を欠き、研究者としてあるまじき失態だと深く反省しています。授業資料を配布した授業者として、受講生(卒業生を含む)にはこの瑕疵と謝罪をメールでお知らせいただくように学部に依頼しました。

また、拙著内にて、伊佐眞一氏の論考のタイトルを「沖縄戦時の知事・島田叡と戦争責任」と記載しておりましたが、正しくは「「嶋田叡知事は沖縄戦での『恩人』か?」でございました。参照元を誤り、初出の確認を怠ったため生じたものです。記してお詫び申し上げます。

ただいま、他の記述においてもAIを用いた箇所に誤りがないか精査をしているところです。誤りが判明したものにつきましては、改めて公表させていただく所存です。

最後になりますが、私の研究者として慎重さを大きく欠いた著作によって、多くの方に多大なご迷惑をおかけしたことを深く反省し、重ねて心よりお詫び申し上げます。



2026年10月10日 島袋純


この度の件につきましては、読者並びに関係者の皆様のご支援・ご信頼を損ねることとなってしまい、改めてお詫び申し上げます。
このようなことを二度と起こさないよう、AIを使用した原稿はもちろんのこと、それに限らない校正・校閲の徹底をはかる所存です。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。


高文研

追記 以上




平素は⼩社出版物について格別のご⾼配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

この度、⼩社が2026年9月に刊⾏いたしました、島袋純著『無責任の体系と沖縄戦』につきまして、内容の一部に事実と異なる記述があることが判明いたしました。


具体的には、本書147-149頁にある「5.沖縄戦におけるスパイ容疑住民虐殺に関する国際裁判の判例」に挙げられた①②③が現実には存在しないものでした。
スタンフォード大学図書館バーチャル判例集国際犯罪裁判記録というデータベースから「沖縄戦におけるスパイ容疑住民虐殺に関する国際裁判の判例」を、著者がAIを用いて検索し、出てきた結果を精査せず採用してしまったため生じたものです。


⼩社は、この誤りを重く受けとめ、著者と協議のうえで、本書を絶版とし、回収することといたしました。

 

今後はこのようなことが起こらないよう、編集時における確認作業の徹底をはかり再発防止に努めてまいります。

読者のみなさま、関係者のみなさまに多⼤なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、本書の回収についてご協⼒を賜りたくお願い申し上げます。

 



■回収対象書籍

出版社名:高文研

書籍名:『無責任の体系と沖縄戦』

著者名:島袋純(しまぶくろ・じゅん)

体裁:A5判・並製・184⾴

価格:税込定価2,420円(本体価格2,200円+税)

ISBN:978-4-87498-988-3

発⾏:2026年9⽉



■回収⽅法


【個⼈のお客さまへ】

ご返金をいたします。

お手元の本書にあわせて、①お名前、②ご住所、③電話番号、④メールアドレスをご記入いただいたメモをご同封いただき、送料着払いにて下記宛でお送りいただきますよう、お願い申し上げます。ご返金に関してこちらから折り返しの連絡をさせていただきます。

 

【書店さまへ】取次会社さまを通してご返品ください。

ご購⼊されたお客さまからのお問い合わせにつきましては、⼩社連絡先をご案内ください。

 

【図書館さまへ】書店さま経由または取次会社さま経由でご返品ください。

 




本書の回収に関するお問い合わせ、またそれ以外のご要望につきましては、下記の⼩社連絡先までご連絡ください。お⼿数をおかけしまして⼤変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

《ご返品送付先・連絡先》

〒101-0064

東京都千代田区神田猿楽町2-1-8 三恵ビル

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TEL:03-3295-3415

E-mail:info@koubunken.co.jp

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