株式会社 高文研

新装版 ニホンミツバチが日本の農業を救う

新装版 ニホンミツバチが日本の農業を救う

久志 冨士男

購入する

ショッピングカートに入れる
この本に関するお問い合わせ、感想

関連記事

【増刷】我が家にミツバチがやってきた 13刷!

pagetop

内容説明

クレジットカード決済、コンビニ決済などはこちらから



日本の自然を太古から守ってきた野生種ニホンミツバチ。

人に馴れ、言葉と感情を持つ、その不思議と底力はこの国の宝でもある。
古くから日本の農業を下ざさえしてきたニホンミツバチが消滅の危機にある。
さらに温暖化、農薬による環境変化が進む中、食料生産率の低い日本は今後深刻な
時代を迎えることになるだろう。
農薬とともに日本の喫緊の課題を記す。

戦後、森林の伐採でミツバチが姿を消した長崎の島をくまなく訪ね、
離島各地にニホンミツバチを復活させた、飼育歴20年の著者が伝えるニホンミツバチの魅力!


pagetop

目次

序 章 出会い

ニホンミツバチとの出会い
ニホンミツバチを飼い始める
ニホンミツバチは国の宝である


第Ⅰ章 ニホンミツバチの不思議

ニホンミツバチを探そう
ニホンミツバチを飼ってみよう
ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違い
女王蜂と交尾
巣箱の中の構造
王国の始まり、分蜂
自己決定
新しい住処は多数決できめる


第Ⅱ章 ニホンミツバチの心

ニホンミツバチは人に馴れる
ニホンミツバチは言葉と感情を持っている
個々のニホンミツバチの思考力
愛情で結ばれた家族
労働は喜び
仲直りの仕方


第Ⅲ章 オオスズメバチとの関わり

ニホンミツバチに次いで知能が高いオオスズメバチ
集団でオオスズメバチに立ち向かう
獰猛なオオスズメバチ
致命的と言われる三回目の刺された経験
オオスズメバチを飼い馴らす
オオスズメバチに出会ったら
オオスズメバチの姿がない
人と一緒に生活できるコガタスズメバチ
増え続ける私の群れとオオスズメバチ防止器


第Ⅳ章 ニホンミツバチ養蜂

ニホンミツバチの巣箱のタイプ
採蜜の手順
美味で薬効もあるニホンミツバチのミツ
ミツで重要な糖度
ニホンミツバチ養蜂は生業として成り立つか
ニホンミツバチの経済学
セイヨウミツバチ養蜂
セイヨウミツバチ養蜂家からニホンミツバチ飼養者への苦情
トウヨウミツバチはアジアの農業を救う


第Ⅴ章 島で絶滅していたニホンミツバチ

五島の福江島でニホンミツバチがいないことに気づく
中通島の調査
復活の可能性をさぐって再び中通島に
私の祖先の出身地・北魚の目半島で
宇久島の調査──戦後の食糧難で木を伐採
壱岐島の調査──世界最古のミツバチの化石が発見された島
福江島──診療所の医師・宮崎さんの挑戦
島原の眉山──原因は殺虫剤の散布だった
南九州でのニホンミツバチの消滅
第Ⅵ章 ニホンミツバチ復活プロジェクト
宇久島で実験開始
壱岐島への移動開始
爆発的な増殖と限界集落の島・宇久島
新上五島町役場の決断
ニホンミツバチ移住のその後──三つの島の特徴
ニホンミツバチが絶滅しなかった平戸島と対馬
第Ⅶ章 農薬被害
ミツバチへの影響
農薬が人体へ及ぼす影響

オーストラリアで見たもの──あとがきに代えて

pagetop
pagetop

購入する

pagetop