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『観光コースでないソウル』
観光コースでないソウル
佐藤大介 著
●B6判 240頁
●2012年2月25日発行
●本体価格1600円
●ISBN 978-4-87498-473-7

年間500万人以上が行き来する日韓両国。
中でもソウルは大人気観光スポット。

しかし、日本と関係の深い歴史の現場、抗日の英雄達の像や碑石が建つ場所へは日本人観光客はあまり訪れない。
そんな日韓の歴史を物語る場所をソウルの中心から東西南北を紹介します。

初めて日本に紹介されることも盛りだくさん!
ソウルの街歩きがもっと面白くなるガイドブック!

      
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●もくじ

◆はじめに
●東日本大震災の衝撃と支援 
●年間五〇〇万人を超えた日韓の人的交流 
●「歴史問題」としての竹島(独島)問題 
●両国で逆転する「好き」「嫌い」 

T  ソウル概観
 (1)「漢江の奇跡」と風水思想の街づくり 
 (2)城郭都市ソウル 
 
U  ソウル中心部@ 〜世宗路から大平路へ〜 
 (1)景福宮 ――古の歴史と悲劇の現場 
●日本軍による王宮占領 
●明成皇后暗殺 
●旧朝鮮総督府 
 (2)光化門から清渓川へ ――六百年の歴史と植民地時代の面影 
 (3)市庁前広場周辺をめぐる ――日露戦争後の日本と朝鮮半島 
●ソウル市庁とソウル市議会 
●ロシア公使館に「亡命」した高宗と徳寿宮 
●圓丘壇から梨花女子高校まで 
●「韓国のジャンヌダルク」柳寛順 
 (4)ソウル駅から新世界百貨店 ――「京城」経済の中心地 
●崇礼門(南大門)の悲劇 
●「大韓老人同盟団」姜宇奎の怒り 

V  ソウル中心部A 〜鍾路を歩く〜
 (1)日本へ注がれる視線 ――日本大使館とハルモニたち 
 (2)甲申政変の痕跡を訪ねる ――郵政記念館 
 (3)李垠と李方子の一生 ――昌徳宮と楽善齋 
●李方子と「二つの祖国」 
 (4)独立運動発祥の地 ――パゴダ公園とレリーフ 
●タプコル公園までの道 
●タプコル公園の現在 
●独立宣言の理念と行動の広がり 
●独立運動と高宗毒殺説 
●独立宣言の全文 

W  南山散策 〜韓国併合と抗日の義士たちの足跡をめぐる〜
 (1)安重根記念館 ――伊藤博文を射殺した救国の「義士」 
 (2)寺社の痕跡を探して ――朝鮮神社から春畝山博文寺まで 
●参拝強制の歴史 ――朝鮮神宮 
●乃木神社と伊藤博文の寺「春畝山博文寺」 
 (3)独立運動家たちの姿 ――点在する烈士の銅像 
●大韓民国臨時政府を率い、朝鮮半島統一を目指した金九 
●独立運動に身を投じた兄弟 ――李始栄と李会栄 
●ハーグ特使の三人と李漢應 
 (4)日韓併合の記憶 ――韓国総監跡の石碑  
X  ソウル北部 〜北村から大学路を歩く〜
 (1)権力の中枢 ――青瓦台と北村周辺 
●青瓦台の内部 
●北村とその周辺 
 (2)植民地時代の最高学府 ――京城帝国大学跡 
 (3)初代大統領・李承晩の足跡 ――梨花荘 
●李承晩という人物 
 (4)南北対決の現場 ――粛靖門(北大門) 

Y  ソウル西部 〜西へ足を伸ばせば〜
 (1)自主独立を目指して ――独立門と独立協会 
 (2)徐載弼と独立協会 
 (3)植民地支配と軍事独裁政権の記憶 ――西大門刑務所 
 (4)尹東柱と延世大学 
 (5)キリスト教受難の歴史 ――天主教殉教聖地切頭山 
  
Z  ソウル郊外 〜one day trip fromソウル〜
 (1)尹奉吉と安昌浩 ――2人の独立運動家の生涯 
●爆弾事件に殉じた尹奉吉 
●テロを否定した安昌浩 
 (2)天安の独立記念館 ――植民地支配の歴史を概観する8
 (3)浅川巧の墓 ――朝鮮文化を愛した日本人4
 (4)明成皇后と高宗の墓 ――雄大な皇陵8
 (5)江華島 ――歴史が凝縮された「要塞の島」
●支石墓と江華歴史博物館 
●江華条約と草芝鎮 
●江華平和展望台 


 
●担当編集者より

いま、日韓の間を行き来する人の数は年間500万人以上です。特に、「韓流」ブーム以降、たくさんの女性たちが韓国を訪れるようになりました。

昨年行なわれたNHKと韓国のKBSテレビの共同調査では、日本人は「韓国が好き」「どちらかといえば好き」が62%、「嫌い」が25%だったのに対し、韓国では「好き」は28%だったのに対し「嫌い」は71%でした。

また、思い浮かべる人物では、日本ではペ・ヨンジュンさんなど韓流スターだったのに対し、韓国では伊藤博文と大きな違いがありました。日韓の歴史認識に横たわる「溝」を、ぶらぶら街歩きを楽しみながら実感してみよう、というのがこの本です。

韓国では誰でも知っているが、日本にはほとんど知られていない「偉人」もたくさん紹介しています。この本を片手に、ソウル街歩きをぜひ、より豊かにしていただきたいと思います。

(飯塚)

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佐藤大介
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