|
カートの中を見る|購入方法|購入までの手順 |
▲ご希望の数を入れて「カートに入れる」をクリックすると買い物かごに入ります。キャンセルも出来ます。 商品お届け時に、総計額を配達員に支払うだけ。簡単です。ご利用ください。 |
←クリック
|
●目次
第T部 “全面戦争”からの生還
- 退職願い
- もめた校内人事
- 荒れた中一生徒らとの一年
- 「大物」転入生
- 始業式からエスケープ
- 問題生徒たちが抱えている不満
- 学年集会のイメージを変えよう
- 弱い教員でもできる指導をめざす
- 毎日、毎時間が事件、事件
- 「教室に入らないで!」の訴えで学年投票
- 「大人は敵だった」と言う敦の生いたち
- 強い味方、池田さんの登場
- パトカーに連れて行かれた三人
- “全面戦争”の宣告
- 緊急保護者集会
- 修学旅行は「誓約書」を書かせて
- 悲喜こもごもの運動会
- 修学旅行に連れて行けなかった二人
- 旅行中のトラブルはわずか一件
- 失踪事件のてんまつ
- ただひたすら酒を飲むだけ
- 生徒たちからのメッセージに涙
- 唾はき事件
- 進路をめぐる対話
- 大工の道を選択した達也
- 武志の荒れ
- 立ち上がった被害者たち
- 警察には訴えないで!
- お寺で自分を見つめ直した二人
- がんばり出した翔
- 合唱コンで見せた素晴らしい三年生の姿
- それぞれの進路選択
- 思い出を胸に
第U部 〔対談〕嵐の一年を振り返って
愛知教育大学教授 折出 健二
杉田 雄二
- この本をなぜ書いたか
- 仲がいいように見えてバラバラの群れ
- 生徒との信頼関係をつくる上で何が大切か
- 学年集会のイメージを変えたのは
- 「すべての暴力は許さない」という宣言の意味
- 力で押さえつけず、信頼してまかせる
- 多数派の世論を喚起した学年無記名投票
- 問題を残した警察への電話
- 警察の力を借りるときの条件
- 問題グループをつなげているのは暴力
- 「どう生きていくか」を問い続ける
- 保護者に対応するとき大事なこと
- 「失踪」まで追いつめたものはなにか
- 学校から「逃げて」復帰するまで
- 心身の健康を保つために何が大切か
- 合唱コンクールでの子どもたちのがんばり
- 子どもたちとの出会いが私を変えた
- どの子もまっとうに生きていきたいと願っている
- 荒れ狂っていた子が見せてくれた見違える姿
- 言葉の刃をまともに受けてはダメ!
- 「暴れ」は助けを求めるサインだった
- 挫折と「失踪」から「創造」へ〔コラム@〕問題を抱えた生徒と関わるとき、
- 押さえておきたいこと〔コラムA〕保護者と接するときの心構え
あとがき
●担当編集者より
いま中学校が荒れているというと、怪訝な顔をする人が多いと思います。私もその実情を知ったのは昨年夏、参加した全国生活指導研究協議会の夏の大会でした。そこで、この本の著者となる杉田雄二先生のお話を聞いて思わずハーッとため息。中学校の先生たちは(すべての中学ではないですが)こんな過酷な状況の中で日々、子どもたちと向き合っているのか!と愕然としたものでした。
疲れ果てた杉田先生は、校長室に退職願を出し、荷物をすべて片づけて「失踪」してしまうのですが、そんな重い体験をくぐり抜けた杉田先生が、次のように述懐されているのが、とりわけ私には印象的でした。
「がんばりにがんばったんですが、がんばるとき必要なのは、そのがんばりを支える誰かなんですよね」。杉田先生にとって、その「がんばりを支える誰か」とは、クラスの生徒たちだというのです。荒れる子には必ず「わけ」がある、その「わけ」を解き開きながら、子どもといっしょに前に進んでいくのだという子どもへの絶対的信頼感、杉田先生のその信念はどこからきているのか――それが、第K部・折出健二先生(愛知教育大学教授)との対談の中で明らかにされます。荒れたこどもに何を語り、どう対応したらよいのか、本の最後のコラムもきっと参考になるはずです。
(金子さとみ)
|