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●目次
序章 開港以前の日中韓3国の状況
1.3国の相互の関係
2.3国の国内の状況
第T章 開港と近代化
1.欧米列強の圧力と3国の対応
2.激動する東アジアの国際関係
3.3国の改革運動
4.3国の民衆の生活と文化
第U章 日本帝国主義の膨張と
中韓両国の抵抗
1.第一次世界大戦前後の3国関係
2.日本の朝鮮支配
3.抵抗・独立運動と社会運動
4.変わりゆく社会と文化
第V章 侵略戦争と民衆の被害
1.日本の中国東北地方への侵略と支配
2.日中全面戦争からアジア太平洋戦争へ
3.日本軍による中国民衆に対する残虐行為
4.朝鮮の戦争基地化と民衆の被害
5.日本民衆の加害と被害
6.日本の侵略戦争の結末
第W章 戦後の東アジア
1.3国の新しい出発
2.問われる日本の過去の清算
3.東アジアの分断と国交正常化
終章 東アジアの平和を求めて
*過去をどう記憶するか
*東アジアの和解と平和のために──他
●担当編集者より
さる2001年に「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書採択阻止の活動に取り組んだ、日本・中国・韓国の研究者・教師・市民運動の中から、次のような提案が出されました。
東アジアの平和な共同体をめざすには、三国の子どもたちや市民が、とくに近現代の歴史についての認識を共有することが必要だ。そのために、三国で共同執筆・編集した共通の歴史教材を作り、狭いナショナリズムを超えた歴史認識の共有をめざそう、と。
こうした提案を受けて、日本・中国・韓国3国の編集メンバーが、この3年間、10数回の会議を重ね、時には激論をたたかわせながら知恵を集めて準備してきた3国共通の歴史教材が、いよいよ2005年5月、日中韓3国で同時発売されます。
つきましては、一人でも多くの子どもたち、一人でも多くの市民のみなさんに、確実にこの歴史教材を手渡すために、この本の出版事業の賛同者になってほしいのです。
2005年春には、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書がまた検定を通過して姿をあらわし、夏には4年前のように採択をめぐってきびしい対抗状況が生まれることが予想されます。その際、単なる批判にとどまらず、過去の歴史をきちんと踏まえた取り組みをすすめるために、この本は大いに力を発揮するはずです。
この本を使って、歴史を学びあい、歴史を語りあう大きな輪を全国に広げることが、アジアの人びととの真の連帯をつくる保証の一つとなるに違いありません。
豊かな未来、平和なアジアを構築するために、どうかあなたの力をお貸しください。
(梅田正己)
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