高文研 topへ 戻る検索ページ
新版・観光コースでない東京
新版・観光コースでない東京
「江戸」と「明治」と「戦争」と
文=轡田隆史 写真=福井理文
●B6判・214ページ
●2004年9月発行
●本体価格1400円
●ISBN4-87498-330-8

歴史の現場に立って「歴史」を実感し、「歴史」について考える〈観光コースでない〉シリーズの東京編。日々変わりゆく東京にも、「歴史」を物語ってくれる遺跡や記念碑はたくさんある。
名文記者≠ニして知られ、TVコメンテーターとして活躍する著者が、今も東京に息づく「江戸」「明治」「戦争」の歴史の現場に案内し、共に「歴史」を考える!

注文へ

カートの中を見る購入方法購入までの手順
▲ご希望の数を入れて「カートに入れる」をクリックすると買い物かごに入ります。キャンセルも出来ます。
商品お届け時に、総計額を配達員に支払うだけ。簡単です。ご利用ください。

轡田隆史文:轡田隆史(くつわだ・たかふみ)
1936年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞東京本社社会部員、デスク等をへて論説委員となり、1989年より96年まで8年間、夕刊コラム「素粒子」を執筆。その後、東京本社編集局顧問を務め、99年3月、朝日新聞社を退社、同年4月よりテレビ朝日のコメンテーターを務める。日本大学法学部非常勤講師、日本記者クラブ、日本ペンクラブ、日本エッセイストクラブ、日本山岳会会員。
著書:『「考える力」をつける本』(三笠書房)他多数。

写真:福井理文(ふくい・りぶん)
1957年、東京に生まれる。東京理科大学中退、現代写真研究所卒。フリーランス・カメラマン。
著書:『東京の山里おに生きる・中学生の四季』『観光コースでない韓国』『目で見る・出版ジャーナリズム小史』(高文研)、『高校生紳士録』(私家版)


●目次

T東京で「江戸」をさがす
・江戸城天守閣/・徳川将軍をさがす/・「天下太平」の“影”を歩く/・大名屋敷をさがす/・『忠臣蔵』をさがす/・街道や宿場絵尾「旅」する/・刑場の跡にたたずむ/・八百屋お七/・桜田門外の雪と血と/・明治維新を歩く

U「明治」と「戦争の神々」を歩く
・靖国神社/・聖徳記念絵画館/・明治神宮/・乃木神社、旧・乃木希典将軍邸/・東郷神社/・「軍神」

V文化の散歩道
・大森貝塚/・お雇い外国人/・ニコライ堂/・湯島聖堂/・神田明神(神田神社)/・将軍塚/・菊坂あたり/・上野の森/・東京音楽学校奏楽堂/・博物館・美術館/・小石川植物園/・ケンネル田んぼ/・日本民芸館/・芦花公園

Wここから「戦争」が見える
・東京国立近代美術館工芸館/・北白川官能久親王乗馬像/・勝どき橋/・都営住宅戸山ハイツ団地/・靖国神社・遊就館/・千鳥ヶ淵戦没者墓地/・東京都慰霊堂/・NHK放送博物館/・マッカーサー司令部−−第一生命館/・東京裁判/・国会議事堂/・あきる野市五日市郷土館/・「五日市憲法」と「日本国憲法」を結ぶ線上の場所を歩く



 
●新版追記

 あたりまえのことだけれど、大都会は巨大な生き物だということがよくわかった。本書初版の発行から五年、この間、もちろん部分的にだが東京は激しく変わった。
 たとえば「肉弾三勇士」の銅像と墓のあった港区愛宕(あたご)の青松寺周辺(一〇九頁)。再開発で景観は一変し、青松寺自身も立派な建物に変わっていた。幸い三勇士の銅像は、場所は移されたが健在だった。
 地下鉄は大江戸線が開通した。本書に取り上げた下町一帯の旧跡は、この大江戸線が便利なところが多い。各項文末の交通案内には、この大江戸線の駅名を加えた。
 第W章、靖国神社・遊就(ゆうしゅう)館の項では、写真をかなりさしかえなくてはならなかった。二〇〇二年、遊就館が全面的にリニューアルされたからだ。そのため、福井理文さんには改装後の新たな展示を改めて撮影していただいた。
 そのほかこの五年の間に、新宿には平和祈念展示資料館が、江東区には東京大空襲・戦災資料センターが設立された。いずれも福井さんに足を運んでもらい、一点ずつだが写真を掲載した。
 日比谷の第一生命館には第二次大戦後に日本を占領した連合国軍最高司令官マッカーサーの執務室が当時のまま保存され、申し込めば見学することができたが、例の「9・11」以後、「テロへの警戒」からそれができなくなった。こんなところにも、時代は鋭く影を落としているのである。
(2004・8・15 轡田隆史)


当サイトは出版社・高文研が管理・運営しています
Copyright (C) by KOUBUNKN Co.,Ltd. Tokyo Japan