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母の遺したもの
第22回沖縄タイムス出版文化賞正賞を受賞!
母の遺したもの
 ●沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言

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「集団自決」を心に刻んで
改訂版・沖縄戦
ひめゆりの少女
観光コースでない沖縄

他多数
宮城晴美=著
四六判・286ページ 
本体価格1,800円
ISBN4-87498-249-2 C0021
2000年12月発行

沖縄戦の悲惨の極限「集団自決」の中を生き、「真実」を秘めたまま母は他界した。それから10年──いま娘は、母から託された「真実」を、「集団自決」の実相とともに明らかにする──。
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目次
約束から一〇年
第一部 母・宮城初枝の手記
「血ぬられた座間味島」
のんびりした離島の四季
暗夜の日本軍上陸、ようやく緊迫感も
初の空襲に募る不安
「ああ、座間味が焼ける」
廃墟と化した村
部隊長への申し入れ
自決するため手榴弾を叩く
「斬込み隊」の道案内
負傷者の哀れな最期
敵弾で負傷する
カミソリ自決に傷つく家族
戦場跡の惨劇
第二部 「集団自決」- 惨劇の光景
空サンシンを弾く祖父
 鰹漁ににぎわう島で
 米軍におびえた一家
「忠魂碑前に集まれ」
 土臭い壕生活
 「伝令」の訪問
 現れた鬼畜米兵
半狂乱の父親
 ロープで吊るす
 「猫いらず」をくれ
 「お父さんに行く」
村の指導者たちの死
 臨時の役場設置
 謎を残した農業組合の壕
 子どもたちの犠牲
 泣く子は殺せ
 「天皇陛下ばんざい」
 代用教員・内間先生
第三部 海上特攻の秘密基地となって
日本軍の駐留
 「琉球処分」前後
 慶良間視察に来た政府の要人た
 南洋群島からの「内地送還」
 引き揚げ船の遭難
 沖縄に配備された日本軍
 沖縄要塞化への突貫工事
秘密基地と化した慶良間諸島
 海上特攻と「未成年兵」
 下士官の養成
 小豆島での肉弾攻撃訓練
 江田島から座間味島へ
 住民に光る監視の目
兵事主任・宮里盛秀の選択
 はじめての空襲
 兵士たちと村人たちの交流
 基地隊の沖縄本島への転出
 慶良間を叩きつぶした艦砲射撃
 追いつめられた村の幹部たち
 「玉砕」観念に支配されて
 上陸してきた米軍
米軍支配のスタート
 「捕虜」となった住民
 その後も山中をさまよった人々
 飢餓とマラリアの中で
惨劇のあと
 最後の面会
 「伝令」の弟とその姉
 遺体の収容
第四部 母・初枝の遺言
生き残ったものの苦悩
母の苦悩のはじまり
「隊長責任」で動き出したメディア
母の告白
梅澤元戦隊長との面会
座間味島での元戦隊長
梅澤氏の反撃
託された一冊のノート
●あとがき
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